核融合科学研究所、プラズマシミュレータの新スパコンシステムを稼働開始
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核融合科学研究所(核融合研)は、スーパーコンピュータシステム「プラズマシミュレータ」を、従来システム比で8倍以上の演算性能を有するシステムへと更新し、6月1日より稼働を開始しました。
今回更新したプラズマシミュレータは、富士通のスーパーコンピュータ「PRIMEHPCFX100」を採用することにより、システム全体として総合理論演算性能2.62PFLOPSの性能を実現しました。この性能は、国内のスーパーコンピュータの中で3番目の演算性能に相当し、従来のシステムと比較すると8倍以上の性能向上となります。
核融合研は、今回の更新により核融合プラズマの複雑な研究などを、これまで以上に大規模かつ短期間に行うことができるようになると発表しています。
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