一般財団法人キヤノン財団の第8回(平成29年)研究助成金贈呈式が2017年4月18日(火)、御手洗冨士夫評議会議長ほか招待者を含む関係者約100名の参加のもと、経団連会館で開催されました。この度は、キヤノン財団様のご厚意により、私たち、コラボリー事務局もお招きいただきました。

贈呈式

最初に御手洗冨士夫評議員会議長のご挨拶、お祝いの言葉につづき、生駒俊明理事長から、これまでの応募数の推移(今回は過去最高のの応募数で、採択率は2%であったとのこと)、若手研究者、地域活性の重視、研究開始後のフォローなどのキヤノン財団の特徴やアウトリーチ活動の紹介がありました。

研究助成プログラム「理想の追求」選考委員長の大垣眞一郎先生ならびに「産業基盤の創生」選考委員長の長田義仁先生から、選考講評が述べられ、その後、御手洗評議員会議長から15名の研究者へ贈呈証が授与され、研究者を代表して「理想の追求」から千葉大学の植松智教授、「産業基盤の創生」から九州大学の湯浅裕美教授によるお礼と挨拶のことばが述べられました。

最後に辨野義己理化学研究所特別招聘研究員から、「“長寿菌”がいのちを守る!~大切な腸内環境コントロール~」として招待講演があり、“便”に関する大変興味深い講演で、会場を沸かせていました。

御手洗冨士夫評議員会議長

 

生駒俊明理事長

 

大垣眞一郎「理想の追求」選考委員長ならびに長田義仁「産業基盤の創生」選考委員長

全体を通して

印象に残るのは、今年の採択率です。受賞者も採択率を知らされていなかったようで、みなさん、その倍率の高さに驚いていました。「理想の追求」は、総額8,000万円、「産業基盤の創生」は、総額1億5,200万円が、それぞれの助成金額です。応募数が過去最高で、1件あたりの助成金額が大型であることを考えると、うなずけるところです。ほかにも印象に残ったことが2点ほど。1つは辨野先生の聴衆を惹きつける講演です。腸内環境を面白おかしく考えさせてもらい、帰路、コーヒーではなく飲むヨーグルトを買ってしまいました。もう1つは、贈呈証授与時の御手洗評議員会議長の素敵な笑顔が印象的でした。

この第8回「理想の追求」と「産業基盤の創生」については、ちょうど1年ほど前に、2つのプログラムに込められた想いを取材させてもらっています。その後、1年かけて、2つのプログラムの応募、審査、選考会、面接などを経て今回の受賞式に至っているだけに、私たちも受賞者と一緒に嬉しくもあり、またキヤノン財団様とともに一区切りがついた思いでほっとしております。

 

植松智千葉大学教授ならびに御手洗評議員会議長

 

辨野義己理化学研究所特別招聘研究員

研究者のみなさんへ

第9回「理想の追求」と「産業基盤の創生」の両プログラムとも昨年同様のスケジュールで募集が始まる予定です。
また、応募者には、成果が出にくくとも、高いハードルにチャレンジして欲しいとのことですので、キヤノン財団様の想いに賛同される研究者のみなさん、ぜひご応募ください。

キヤノン財団
助成対象者一覧
キヤノン財団に聞いてみた!2つのプログラムに込められた想い|研究の現場で聞いてみた!助成団体紹介シリーズ

次回(第9回)の研究助成公募のご案内