japan_prize2017

公益財団法人 国際科学技術財団様より Japan Prize受賞記念講演会のお知らせをいただきましたのでご紹介いたします。

2017年(第33回) Japan Prize(日本国際賞)は、今日の情報セキュリティの礎を築いた「暗号学」の父・シャミア博士と、サイエンスカフェでもご紹介した(2015年 科学にブレークスルーを与えた重要な発見・業績に遺伝子編集技術「クリスパー(CRISPR)」を選定 - 米科学誌サイエンス(Science))ゲノム編集の常識を覆した2人の女性博士 シャルパンティエ博士・ダウドナ博士が受賞されました。三博士による受賞記念講演会が、一般の方を対象として4月20日(木)東京大学伊藤国際学術研究センターの「伊藤謝恩ホール」にて開催されます。

日本国際賞(Japan Prize)は、「科学技術において、独創的・飛躍的な成果を挙げ、その進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献する業績を成したと認められる人を顕彰するもの」で、今回受賞した、シャミア博士の現在の情報社会ではなくてはならないセキュリティ技術など、一般の人にも身近に感じられる研究成果の受賞が多いのが特徴です。

三名の 博士が、研究に対する想いや今後の展望などを語る貴重機会となります。是非ご参加してみてはいかがでしょう。

講演概要

2017年(第33回) Japan Prize 受賞記念講演会
今日の情報セキュリティの礎を築いた「暗号学」の父・シャミア博士、
ゲノム編集の常識を覆した2人の女性博士 シャルパンティエ博士・ダウドナ博士

■ 日 時2017年4月20日(木)18時30分~20時30分(18時00分開場)
■ 会 場:東京大学伊藤国際学術研究センター「伊藤謝恩ホール」(東京都文京区本郷7−3−1)
■ テーマ / 講師

  • 「絶対に破られない暗号技術(仮)」
    アディ・シャミア 博士(ワイツマン科学研究所 教授 )
  • 「CRISPR-Cas 9 技術の起源、メカニズムと発展」
    エマニュエル・シャルパンティエ博士(マックス・プランク感染生物学研究所 所長)
  • 「CRISPR-Cas 9 技術を使ってのDNA編集のインパクトと課題」
    ジェニファー・ダウドナ博士(カリフォルニア大学バークレー校 教授)

■ 講演言語:英語(同時通訳付き)
■ 定  員300名(参加費無料、先着順 定員に達し次第締め切り)
■ 申込方法:下記のいずれか方法でお申込み

  1. ホームページ:http://www.japanprize.jp/seminar.html#2017JP
    ※自動返信されるメールをご用意ください
  2. Fax:03-5545-0554
    ※住所、氏名、連絡先をお知らせください。後日入場整理券を郵送いたします。
  3. TEL:03-5545-0551

講演者

「エレクトロニクス、情報、通信」分野
アディ・シャミア博士
授賞業績:「先導的暗号研究による情報セキュリティへの貢献」

アディ・シャミア博士
数学的な方法論を駆使して、画期的な暗号方式「RSA暗号」を発明のほか、安全に情報を保管できる「秘密分散法」、秘匿する情報に触れることなく個人を特定できる「個人識別法」、多くの共通鍵暗号を解読できる汎用的な「差分解読法」など、多数の発明・提案を行なった。また、暗号を処理するコンピューターなどの消費電力や雑音から暗号を読み解くサイドチャネル攻撃についても大きな研究成果をあげた。

 

「生命科学」分野
エマニュエル・シャルパンティエ博士(写真左)
ジェニファー・ダウドナ博士(写真右)
授賞業績:「CRISPR-Casによるゲノム編集機構の解明」

シャルパンティエ博士/ダウドナ博士
両博士によって2012年に発表されたCRISPR-Casシステムによるゲノム編集は、遺伝子工学の革命的な新技術。生命科学研究の使いやすいツールとして爆発的に広がったほか、育種、創薬、医療などの幅広い分野で応用研究が進んでいる。

 

関連情報
2017年(第33回)JapanPrize受賞記念講演会 - 国際科学技術財団
2017年(第33回)Japan Prize受賞者発表記者会見映像 - youtube
Japan Prize(日本国際賞)ホームページ - 国際科学技術財団