L-RAD(エルラド)

先日、第30回リバネス研究費 が発表されました。第30回の顔ぶれは「日本マイクロソフト賞」「タイムズ賞」「PallForteBIO賞」そして「L-RAD賞」となっています。

リバネス研究費とは、「科学技術の発展と地球貢献の実現」に資する若手研究者が、自らの研究に情熱を燃やし、独創性を持った研究を遂行するための助成を行う研究助成制度です。本制度は、「研究応援プロジェクト」の取り組みのいっかんとして運営されています。

第30回リバネス研究費 L-RAD賞
募集分野:科学技術に関するあらゆる研究テーマ
     ※研究費申請の際には、L-RADへの申請書アップロードも並行して行うことを申請の条件とします。
採択件数:若干名
助成内容:研究費50万円
応募締切:2016年2月29日(月)24時まで
URL:http://www.l-rad.net/

コラボリー/Beats! では、今年の2月に 研究の現場で聞いてみた! リバネス研究費を展開する株式会社リバネス 高橋代表取締役社長 でリバネス賞が生まれた経緯やその仕組み、リバネス賞にかける想いを取材していますのでぜひお読みください。

今回は L-RAD(エルラド) の責任者であり、L-RAD賞の担当者でもある株式会社リバネス執行役員CRO 坂本 真一郎さんにお話をお伺いしました。

リバネス坂本執行役員

– 10月 L-RAD を発表後、反響はいかがですか?
坂本執行役員:はい、科研費などの競争的研究資金で未採択となった研究申請書をベースとしたオープンイノベーションプラットフォームということで、多くの問合せをいただいています。11月より研究者向けに未活用アイデア登録を開始(L-RAD(エルラド)、研究者向けに未活用アイデア登録機能をリリース:コラボリー/Beats!記事)しましたが、現在は研究者向けにサービスの説明会を積極的に行っているところです。リバネス社オフィスでの説明会や学会などにおじゃましてサービスの紹介を行っています。

年内では12月10日に東北大学医学部および理学部、12日は知的財産マネジメント研究会(Smips)、15日はリバネス東京本社、16日にリバネス大阪事業所を予定しています。またL-RAD事業パートナーの池田理化さんやジー・サーチさんも個別にご紹介いただいている状況です。大学や学会でのサービス説明はご要望があれば対応しますのでご連絡いただければと思います。

また企業へのサービス説明も、研究所や研究開発部門のお客様を対象に先月から開始していますが、感触も非常にポジティブです。手ごたえを感じています。

– 現在、研究者の登録はどのくらいですか?
12月はじめ、登録機能をオープンして3週間くらいですが 日本国内外40の研究組織から登録があります(ページ中部に利用者の所属機関名を掲載)。登録できる研究者をアカデミア研究者に限定するためにメールアドレスのドメインに制限をかけているのですが、開始当初は海外や各大学固有のドメインに対応していなくて、急遽対応できるようにサービス変更を行いました。

登録される研究アイデアの知財面や情報の扱い、企業との共同研究のやりとりなどの不安を感じている研究者が多いようです。ひとつひとつ丁寧に課題を解決、説明しています。L-RAD はこれまでにない、新しい取組みですが、私たちの説明が不足している部分も感じています。何か不安な点があればぜひお問合せいただきたく思います。

– リバネス賞にL-RAD賞を設けましたが
坂本:はい。リバネス研究費は産業側と研究者の接点を作り出す取組みですが、今回は弊社がスポンサーとなって L-RAD賞を実施することにしました。

研究予算が付かないことで止まってしまっている未利用の研究アイデアをお持ちの研究者が多くいらっしゃると思います。L-RAD はそのようなアイデアに研究予算をつけ、研究を進めることを目指した新しいオープンイノベーション・プラットフォームです。L-RADを通じて、アカデミアと企業との間の効果的な連携を更に多く創りだし、研究成果が世に出ていきやすい環境を育んでいきたいと考えています。

弊社から提供できる研究費には限りがありますが、L-RAD を活用していただくことで、+α のチャンスを提供できるはずです。まずはご登録ください!