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Photo by Go Miyazaki

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月14日に記者会見し、小惑星「りゅうぐう」を目指す無人探査機「はやぶさ2」が地球の重力を使って加速し小惑星りゅうぐうへ向かって軌道を変える「地球スイングバイ」の詳細について発表しました。

スイングバイとは、宇宙船や探査機が惑星や月など天体の近くを通り、天体の重力を利用して速度や針路を変える航法です。重力を利用する事で大幅な燃料の節約が期待されます。今回のスイングバイでは、地球の重力を利用するため地球に最接近する事となります。

JAXAによると、はやぶさ2が地球に最接近(地表から約3100キロの距離)するのは、12月3日午後7時7分頃。肉眼での観測は難しいですが大型の望遠鏡を使えば、はやぶさ2の雄姿を見ることができるかもしれません。

スイングバイを成功させるためには、決められた通りの軌道を正確に地球の間近をかすめ飛ぶことが必要です。これに失敗すると進路が大きくずれる事となります。はやぶさ2にとって新しいチャレンジですので、地球に最接近する様子を観察しつつ応援したいものです。