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Photo by Dave Pape

東北大学理学研究科 古川善博助教らは、物質・材料研究機構 小林敬道主幹研究員、広島大学大学院理学研究科 関根利守教授と共同で、生命誕生前の地球に隕石が衝突した時の状態を再現する実験を行い、DNAの部品となる物質の生成に成功したと発表しました。

衝突実験をした際の生成物を分析したところ、鉄、水、重炭酸などの無機物から、衝突反応により、DNAおよびRNAの構成物質である核酸塩基や、タンパク質の構成物質である種々のアミノ酸が同時に生成されることが明らかになりました。

実験により生成された核酸塩基は、遺伝情報を伝える重要な文字として働いています。またタンパク質を構成するアミノ酸も生命の起源に重要な物質と考えられています。

これまでの研究では、無機物で構成される生命誕生前の地球では、核酸塩基の生成が難しいと考えられてきました。この結果は、生命誕生前の地球における遺伝物質の新たな供給源を示唆しています。

本研究の成果は、8月17日(日本時間)公開の欧州科学雑誌「Earth and Planetary Science Letters」電子版に掲載されました。

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