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英国の Times Higher Education が発表した Asia University Rankings 2015 results によると、日本の大学はアジア大学ランキングにおいて、東京大学がトップを守ったものの多くの大学が順位を落とし、100位内の大学数でははじめて中国を下回った。日本は中国の大規模なイノベーション投資によりアジアトップの座を譲りわたした形だ。

上位3校は1位は東京大学(3年連続)、2位はシンガポール国立大学(2年連続)、3位は香港大学(2年連続)。100位内の大学数は中国がトップで21校(+3)、日本は19校(-1)、韓国が13校(-1)となっている。

1. The University of Tokyo / Japan / 76.1
2. National University of Singapore (NUS) / Singapore / 73.3
3. The University of Hong Kong / Hong Kong / 67.5
4. Peking University / China / 65.2
5. Tsinghua University / China / 65.1
6. Seoul National University / Republic of Korea / 64.8
7. Hong Kong University of Science and Technology / Hong Kong / 64.7
8. Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST) / Republic of Korea / 64.5
9. Kyoto University / Japan / 62.8
10. Nanyang Technological University / Singapore / 62.2

日本の大学をピックアップすると、東京大学(1位→)、京都大学(9位↓)、東京工業大学(15位↓)、大阪大学(18位↓)、東北大学(19位↓)、名古屋大学(32位↓)、東京都立大学(33位↓)、東京医科歯科大学(40位↓)、筑波大学(48位↓)、九州大学(58位↓)、早稲田大学(59位↑)、北海道大学(63位↓)、慶應義塾大学(73位↓)、順天堂大学(75位↓)、広島大学(78位↓)、神戸大学(81位↑)岡山大学(88位↑)、大阪市立大学(91位↓)、千葉大学(99位↓)となっており、順位を上げたのは早稲田大学、神戸大学、岡山大学のみとなっている。金沢大学は100位圏外となった。

Times Higher Education の大学ランキングは 文部科学省:民間等による大学評価活動の現状について においても紹介されている世界ランキングをベースとしており、Asia University Rankings 2015 results の評価項目詳細は Asia University Rankings 2015 methodology にまとめられている。

The Times Higher Education Asia University Rankings apply the same 13 performance indicators as the THE World University Rankings to provide the most comprehensive and balanced comparisons, which are trusted by students, academics, university leaders, industry and even governments. The performance indicators are grouped into five areas:

  • Teaching (the learning environment) 30%
  • Research (volume, income and reputation) 30%
  • Citations (research influence) 30%
  • International outlook (staff, students and research) 7.5%
  • Industry income (innovation) 2.5%
  • 同社の世界ランキング(World University Rankings 2014-2015)では、東京大学が23位、京都大学が59位である。文部科学省の国立大学改革プランでは「今後10年間で世界大学ランキングトップ100に我が国の大学10校以上を目指す」としています。