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Photo by Matthias Ripp

スーパーコンピューターで作成した心臓のモデルを使い、薬の副作用を予測することに成功したと、東京大の岡田純一特任講師らのチームが米専門誌サイエンス・アドバンシズに発表した。薬の開発を効率化できる可能性があるという。

東大、東京医科歯科大、エーザイのチームは、実際の細胞での実験データを使って、2千万個の仮想細胞からなる仮想心臓をスパコンで作成。心電図の波形や血圧、血流など心臓の働きを再現した。副作用がわかっている12種類の薬で試したところ、心臓に副作用が出るかどうかを正確に予測できたという。

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スパコンで仮想心臓を作成、薬の副作用予測に成功
 朝日新聞デジタル 2015年5月11日

スパコンで作成した仮想心臓を使う事で、副作用の予測など薬の開発に係る実験がより効率的にできるようになる他、将来は、個人差も考慮した副作用リスクの予想も可能になる可能性があります。

東京大学大学 新領域創成科学研究科のプレスリリースや、「Science Advances」に掲載された論文を以下に紹介いたします。