デジタル理研は、4月1日より新スーパーコンピュータシステム「HOKUSAI GreatWave(HOKUSAI-GW)」の稼働を開始しました。理研による研究活動の基盤システムとして、幅広い研究分野の研究者の計算ニーズに応えていくことを狙いに設計され、実験、シミュレーション、データ解析などを行ないます。

システムの中核となるオンライン・ストレージ・システムは、富士通「FEFS(Fujitsu Exabyte File System)」を採用し、総実効容量2.1ペタバイト、総理論帯域は190ギガバイトに。また、超並列計算システムには、1ペタフロップス(毎秒1,000兆回の浮動小数点演算が可能)の理論演算性能をもつ、富士通「PRIMEHPC FX100」が採用されています。

◎HOKUSAI-GWシステムの今後のスケジュール
 ・2015年4月1日 トライアル運用開始
 ・2015年4月下旬 2015年度課題申請を受付開始
 ・2015年5月下旬 課題審査により採択された利用課題の本運用を開始

なお「HOKUSAI」という名前は、浮世絵師の葛飾北斎の名からとられています。浮世絵の題材の持つ多様性と浮世絵制作のさまざまな技法が相まって高まる芸術性への情熱は、理研の多様な研究分野と研究者の研究開発に対する情熱に共通するものがあり、また、HOKUSAI-GWシステムを活用することで、浮世絵のように広く、長く世界に影響を与えられる研究開発がなされることへの期待も込められています。