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Photo by Sajith T S

自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)と科学技術振興機構(JST)は、政府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の課題である「革新的燃焼技術」の研究開発について、産学連携を推進するための連携協定を締結しました。

SIP課題の「革新的燃焼技術」では、自動車の内燃機関の最大熱効率「50%」削減、およびCO2「30%」削減を目指し、欧米に対抗できる産学官の基盤研究体制の構築によって推進する事を目標としています。

1.目的
科学技術イノベーションによってわが国に経済成長の原動力および活力の源泉をもたらし、基礎研究から出口まで一貫して取り組むための研究開発プログラムであるSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)課題「革新的燃焼技術」のメカニズム解析、モデル化、予測などの要素技術の研究と検証において、産学連携を推進するためにJSTおよびAICEが連携を図ることを目的とします。

2.協定内容
 JSTおよびAICEは、以下の事項について相互に連携をとりながら協力していきます。
 (1) 研究の計画策定および推進に関する事項
 (2) 情報発信に関する事項
 (3) 研究成果の活用に関する事項
 (4) その他

3.事業の内容

SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)課題「革新的燃焼技術」では、最大熱効率50%およびCO230%削減(2011年比)を実現するための革新的技術の研究開発を行うとともに、世界トップレベルの内燃機関研究者の育成と持続可能な産学連携体制の構築に取り組みます。この目標を達成するために、①高い熱効率を生み出す燃焼技術(ガソリンの場合は超希薄燃焼・高過給・大量EGR条件下の燃焼、ディーゼルの場合は急速静音燃焼・クリーン低温燃焼など)、②内燃機関の燃焼を自在に制御する技術、③損失を低減する技術の研究開発を行います。

ホームページURL:http://www.jst.go.jp/sip/k01.html

4.今後の取り組み

本協定に基づき、AICEとJSTの連携により、SIP研究成果の創出のために、企業ニーズの提示やマネジメント方法の提供、研究に必要なエンジンや特殊な研究設備の導入における協力、人材の派遣、成果の発信などを通して研究主体を支援するとともに、成果の活用に向けて加速することで、新たな産学連携体制を構築し、SIP終了後もそれが持続的に発展するように取り組んでいきます。