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米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は22日、地球滅亡までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の針を2分進めたと発表した。これで、人類滅亡を示す午前0時まで残り3分と迫った。

人類滅亡まで残り3分に迫る 終末時計
2015年1月24日 CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/world/35059439.html

人類の滅亡・週末までの時間を示す「世界終末時計( The Doomsday Clock )」。科学誌 Bulletin of the Atomic Scientists が1947年に「7分前」からスタートさせた世界週末時計ですが、3年ぶりに更新され 2015年は3分前となりました。

“In 2015, unchecked climate change, global nuclear weapons modernizations, and outsized nuclear weapons arsenals pose extraordinary and undeniable threats to the continued existence of humanity, and world leaders have failed to act with the speed or on the scale required to protect citizens from potential catastrophe. These failures of political leadership endanger every person on Earth.”

Press release: It is now 3 minutes to midnight
2015年1月22日 Bulletin of the Atomic Scientists
http://thebulletin.org/press-release/press-release-it-now-3-minutes-midnight7950

2015年は「抑制のきかない気候変動、グローバルでの核兵器近代化、膨大な核兵器の配備は人類の生存に重大で明白な脅威をもたらしている。」という状態であり、また「世界の指導者達の努力はスピードと規模において不十分である」としています。

この世界週末時計、最も時間が進んだのは、アメリカとソ連が水爆実験を行った 1953年の「2分前」。90年代初頭は改善され、1991年に「17分前」に針を戻しましたが、2012年には東日本大震災による福島第一原子力発電所事故など、近年では主に核兵器の脅威が人類滅亡までの針をおしすすめています。

この時計は主に、人類が保有しながら人類絶滅の危機をもたらしかねないテクノロジーの運用に警告を発するものです。昨年はスティーブン・ ホーキング(Stephen Hawking)博士が人工知能( AI )の進化が人類の終わりをもたらす可能性があると発言し話題となりました。科学の発展をコントロールする術も開発する必要がありますね。

関連情報:
Press release: It is now 3 minutes to midnight
The Doomsday Clock / Timeline
 Bulletin of the Atomic Scientists / The Doomsday Clock